2017年の夏は剱岳の源次郎尾根に挑戦しました。前回行ったときは雨で散々でしたが今回は天気に恵まれました。
1日目 富山 – 立山 – 室堂 – 剣沢キャンプ場
東京から富山までは高速バス、富山から室堂までは立山黒部アルペンルートで行きました。電車、ケーブルカー、高原バスを乗り継いで富山から長野まで行ってしまうすごい観光ルートです。
富山から室堂までは直行バスも出ているみたいですね。こちらは予約が必要だそうです。
電鉄富山駅からの電車では、僕らのザックでかなりの面積を占めていました笑。空いててよかった。。




室堂に到着。ここから先は歩きです。

室堂から少し歩くと日本一標高が高いと言われるみくりが池温泉が見えます。

雷鳥沢キャンプ場を通り越して剣沢キャンプ場を目指します。



剣沢キャンプ場に着きました。テントの設営と夕飯の支度をします。


2日目 雪上訓練
経験豊富なOBが来てくださったので、剣沢キャンプ場近くの雪渓で雪上訓練をしました。ピッケルストップやザイルをお互いのハーネスに結んで登る練習 (アンザイレンというらしい) を行いました。
アンザイレンは、誰かが滑落したときにそれを残りの人たちがザイルで支えるのですが、実際の雪山で冷静にやれるかが問題だと思いました・・・。間違ったら全員滑落するので、運命共同体ですね。




3日目 源次郎尾根
3日目は本命の源次郎尾根です!
早朝に剣沢キャンプ場から雪渓を下り、稜線を登り始める地点に向かいます。なんで登るために下るんでしょうね。



狙って指をさしているポーズをしたわけではありません。


Ⅱ峰目の後に約30mの懸垂下降があります。上から見たときは少し怖かったですが、やってみるととても楽しかったです。最初に降りた人は後ろの人が下るときにかっちょいい写真を撮ってあげましょう。

山頂に着いたときは疲れ果ててみんな無言。残念ながら曇っていたので周りは見えませんでした。
下りは一般ルートで行きます。


ここが有名なカニのヨコバイという場所。上るより下るときのほうが危ないです。

まとめ
剱岳の源次郎尾根は体力的にはしんどかったですが、雄大な眺めとスリリングな行程はずっと記憶に残っています。また人が集まればぜひ行きたいものです。
挑戦するときは、とにかく行程が長いので朝早く行動して遅くならないように気を付けましょう。自分は遅くなくても、道が細く登る場所が限られているので、前に人がいれば待たなければならないことはよくありました。また、水と食料は十分に持っていきましょう。自分はご飯が足りなくて後半へばりました。 (危ない)
最後まで読んでくださりありがとうございました。バイバイ!